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2018.10.30.Tue │ ヨガトーク アーユルヴェーダとは何か?〜インドから伝わる生活の知恵〜

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みなさんは「アーユルヴェーダ」という言葉を聞いたことはありますか?
ヨガを学んでいると一度は聞いたことがあると思います。
最近ではオイルマッサージによる体内毒素の排出(デトックス効果)が期待されてエステティックサロン等で取り入れられていることから美容のイメージをお持ちの方も多いのではないのでしょうか。
美容の効果もありますが・・本質は少し異なっています。

今回はヨガの姉妹哲学とも言われるアーユルヴェーダとは一体どんなものなのかということに加え、わたしがどんな風にアーユルヴェーダのエッセンスを日常の中に取り入れているかをご紹介していきますね。

アーユルヴェーダとは

アーユルヴェーダはヨガと同じく、数千年前にインドで誕生しました。
言葉はサンスクリット語の”アーユス(ayus)”の「生命,生活」、”ヴェーダ(veda)”の「科学,智慧」
この2つを組み合わせた言葉であり、生命科学や生活の知恵の意味を持ちます。

古くから伝わる伝統医学であり、現在では世界三大伝統医学の一つとして名を連ねています。
WHO(世界保険機構)では予防医学として正式に承認されており、世界中で補完代替医療として使われています。
日本では医療としてまだ取り入れられてはいませんが・・・
そのためエステティックサロンでの施術で取り入れられているイメージが強く、美容やマッサージ、リラクゼーションのものと捉えられがちです。

オイルマッサージによる体内毒素排出を促すことはアーユルヴェーダの一環です。
自分自身が持つ体質や気質の状態に合わせてヨガや瞑想、食事療法をライフスタイルに取り入れて、自然に基づいて生活することで身体の内側からきれいを作り、心と身体のバランスを保ち整えていくことを大事にしています。

3つの体質<ドーシャ>

アーユルヴェーダでは自分自身の体質や気質、その時の心身の状態に合わせてヨガや瞑想、食事療法等を取り入れていくということはわかっていただけたと思います。

ではどのようにして自分自身の体質や気質を調べていくのかというと、アーユルヴェーダでは「ドーシャ」と呼ばれる生命エネルギーの状態をみて把握していきます。
ドーシャと呼ばれる生命エネルギーは3つの性質に分けられており「ピッタ」「ヴァータ」「カファ」と呼ばれます。わたしたちはこの3つエネルギーを持っているとされています。
この3つがバランスよく保たれている状態が良いとされているのですが、季節による体調の変化や心身の状態、個人の性質によってばらつきがでてくるものなので、3つの中でより多く当てはまり優位になったドーシャがその人の体質や気質ということになります。
ですが、ドーシャは常に変わりゆくものなので〝その体質や気質の傾向がある〟という程度に思うくらいで大丈夫ですよ。

このように、人に体質や気質があるように食べるものやヨガのポーズにも性質や意味があります。その時々の自分の状態に合わせた食事や行動を取り入れていくことで身体に起きている不調を改善し、より健康的な身体を作っていくと考えられているのです。

自分がどのドーシャのタイプか知りたくなりましたか?
本来ドーシャはアーユルヴェーダの医師が視診、触診、問診、聴診と詳しく診察を行いながら判断していくものですが、ネットでできる簡単診断などがあるので興味がわいたら是非一度調べてみてくださいね。

NATSUKIが日常に取り入れていること

わたしが日常に取り入れていることは、3つあります。
少し偏った考え方と理解の仕方かもしれませんが、ゆるく取り入れられる方法をご紹介していきます。

一つ目は食事


なるべく自然なものを身体に取り入れていくことです。
3つの体質のお話をしましたが、ドーシャによる自分の傾向を把握したうえで、実際に感じている自分の体調や食べた時の症状によって調整することが大事だとわたしは思っています。
わたしはピッタの性質が強く、心身の調子が傾くと胃腸が弱まる傾向があります。
そのため普段から消化に良いものや、胃に刺激が少ない食べ物を選ぶように心がけています。
ですが、「体質(ドーシャの傾向)がこうだから、これしか食べちゃだめ」と食べるものに制限かけすぎてしまうと逆にストレスになるので無理をしないように。

自然なものというのは化学調味料や加工食品を避けたもの、つまり材料が明確で手作りなものです!
食べるものは全て良いものも悪いものも自分の身体の一部になります。
特に食べることは毎日しているので、わたしはできる限り自然なものを取り入れようと意識しています。
ですが、これも制限をかけすぎると負担をかけてしまうのでジャンキーな食べ物もどうしても食べたくなったら食べていますよ。
ストレスは溜めないようにしていきましょう。

二つ目はスパイスとハーブ

実はスパイスとハーブは”天然の薬”とアーユルヴェーダでは言われており、いわゆる漢方薬のような役割を担っています。
スパイスには様々な種類があり、代表的なものといえばローリエ、ターメリック、コリアンダー等たくさんあり、みなさんご存知のショウガもスパイスの一つです!
ハーブもスパイス同様、たくさん種類があって、オレンジピールやカモミール等、皆さん聞いたことがあるのではないかと思います。
「日常的にスパイスやハーブを取り入れるだけで美人になれる。」とも言われています。
ここまで言われると取り入れたくなりますよね!
安易すぎる考えかもしれませんが、わたしは定期的にスパイスカレーを食べてスパイスチャージをしています。
他にもハーブティーを飲んだりしていますよ。
カモミールやオレンジブロッサムが入ったハーブティーを飲むとリラックスしてとても落ち着くのでおすすめです。

また、各スパイスやハーブの効能を知りながら摂ることで、食べ合わせを整えたり消化を手助けしてくれる効果があるので是非みなさんも簡単なものを料理に取り入れてみてくださいね。

三つ目はヨガと瞑想


食事を整えるだけでなく、やはりヨガや瞑想をして身体と心を整えていくことも大切です。
心身のバランスが整ってこそ、健康的な身体と言えます。
「どんなヨガをして瞑想をするか」わたしは体調や心の状態をみながら、自分に問いかけて行なっています。

本当に動きたくない日であれば10分、20分、ただ目を瞑って座っているだけでも大丈夫ですよ。
自分だけの時間を少しでもいいのでつくってあげましょう。

この三つがわたしが日常にゆるく取り入れていることですが、簡単なオイルマッサージもお家でできますよ。
AYUMIがお気に入りのセサミオイルを使ったマッサージ法をご紹介している記事がありますので気になる方は是非こちらも読んでみてくださいね。

お気に入り!セサミオイルで全身マッサージ

最後に

私流のアーユルヴェーダの取り入れ方のご紹介になりましたがいかがでしたか?
アーユルヴェーダは古代インドの人々が生活していくために生み出した生活の知恵です。
みなさんも自身の体調に合わせた食事やヨガなどを気軽に生活に取り入れて実践してみてくださいね。

WRITER
NATSUKI ナツキ 聞き取りやすい声でのレッスンに定評があり、老若男女問わず支持されるヨガティーチャー。

わたしはヨガを通して様々なことを学びました。
それを今度は皆さんに伝えていきます。
でも難しいことはあまり考えずにヨガを純粋に楽しんでいただければと思います。
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